@ VS.

Unsound Osakaの初日は、VS.で開催中の展覧会「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」とのコラボレーションとして実施されます。電子音楽および実験音楽の先駆者たちに敬意を表し、過去と未来をつなぐ一夜となるでしょう。

中心となるのは、灰野敬二によるパフォーマンス。1970年の大阪万博のためにフランソワ・バシェ(François Baschet)が制作した音響彫刻を用いた演奏で、これらの楽器は、18歳の坂本龍一が初めて触れ、大きな影響を受けたことで知られています。

続いて登場するのは、オーストラリアのロビン・フォックス(Robin Fox)。本公演では、レーザーとサウンドを融合させた作品『Triptych』を披露します。本作はオーストリアのアート/テクノロジー/社会をつなぐ世界的なクリエイティブ機関「ARS Electronica」より冨田勲特別賞を受賞しており、ポーランド出身でオーストラリアに渡ったレーザーアートの先駆者スタニスワフ・オストヤ=コトコウスキ(Stanislaw Ostoja-Kotkowski)から着想を得た、空間と時間を彫刻するような視覚/聴覚体験となっています。

オープニングには、ジム・オルーク(Jim O'Rourke)と石橋英子が登場します。二人は、ポーランドの作曲家ヴウォジミエシュ・コトニスキ(Włodzimierz Kotoński)の作品をライブ・リミックスで披露します。コトニスキは、テープ音楽、ライブ・エレクトロニクス、シンセサイザー、コンピュータ音楽の先駆者であり、20世紀ポーランドにおける最もラディカルな音楽家の一人として知られています。

チケットは近日販売開始予定

会場についてもっと: https://vsvs.jp/

artists

Włodzimierz Kotoński Remixed by Jim O'Rourke & Eiko Ishibashi US/ JP
Keiji Haino Performs on Bachet Sound Sculptures JP
Robin Fox presents TRIPTYCH AUS

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