@ OHTSUKI NOH THEATRE

1935年に開館した大槻能楽堂にて開催される本プログラムでは、その静謐な空間を活かして、音の繊細さと深みを追求するコンサートが開催されます。出演するのは、世界的に高く評価される3人のポーランド人アーティストたちと、ジム・オルーク(Jim O'Rourke)&石橋英子(Eiko Ishibashi)によるスペシャル・コラボレーションです。

幕開けを飾るのは、声を通じて未知の世界への入り口を開くと形容されるアントニーナ・ノヴァツカ(Antonina Nowacka)。彼女のパフォーマンスは、言葉・音・精神の境界を曖昧にし、時間の感覚さえも変化させると言われています。

次に登場するのは、ラファエル・ロジンスキー(Raphael Roginski)。フォークやブルース、ジャズ、クラシックまで多様なスタイルを横断するギタリストとして、世界的に高く評価されています。Unsound Osakaでは、2015年のアルバム『Plays Coltrane and Langston Hughes』の楽曲を披露。同アルバムは、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)の楽曲を大胆にスローダウン、再構築した作品で、2024年にUnsoundより再発され、再び注目を集めています。

最後に登場するのは、マルチ奏者・作曲家 ピオトル・クレク(Piotr Kurek)。代表作『World Speaks』『Smartwoods(Unsoundよりリリース)』をはじめ、ソロ作品と同様に様々なアーティストとのコラボレーションでも高く評価されています。今回は、世界的なアンダーグラウンドアイコンであるジム・オルーク(Jim O'Rourke)と石橋英子(Eiko Ishibashi)との共演が披露されます。石橋はソロ作品に加え、映画『ドライブ・マイ・カー』や『悪は存在しない』といった濱口竜介作品のサウンドトラック制作でも知られ、オルークはGastr del Sol、Stereolab、Wilco、Sonic Youthとの活動に加え、ロックからミュジーク・コンクレートまで、多岐にわたるソロ作品群を展開しています。

会場についてもっと: https://noh-kyogen.com/


artists

Antonina Nowacka PL
Raphael Rogiński plays John Coltrane and Langston Hughes PL
Piotr Kurek / Jim O’Rourke / Eiko Ishibashi PL/ US/ JP

info

OPEN
17:15
START
18:00
参加方法 地図